英語を日常会話レベルで話せるようになるには成功体験を得ることが大切

英語を話せるようになりたい

誰もが一度は思ったことがあるかもしれません。本記事では、一年のアメリカ留学を経験し、外国人の友達もたくさん作り、日常会話レベルならほぼ問題なく英語が聞ける、話せるようになった僕が「英語をできるようになるまでに効果が高かった方法」を紹介します。

英語ができるようになりたい動機を明確にしよう

まず、英語を話せるようになりたい動機は色々あると思います。

・海外に住みたい、海外で仕事をしたい

・外国人の友達、恋人が欲しい

・話せたらなんとなくカッコいいから

・(中高生の場合)少なくとも他の教科より得意だから

などなど、他にも人それぞれ理由は違うでしょう。どれが良い、悪いはありません。

大切なことは、自分がなぜ英語ができるようになりたいのか?を理解し、認めることです。それができてないまま英語を勉強していても苦痛で遠回りをしてしまうかもしれません。

私の場合は、「英語が他の教科より少し得意だったから」というものでした。どちらかというと、英語を使ってどうしたいとかはなく、中学生くらいから他の数学、社会、国語などと比べて理解しやすく得意意識がありました。そして得意だから楽しい、理解していくともっと楽しくなるという好循環はあったと思います。

大学受験も英語を活かそうと思い、英語メインで受験できる外国語大学を選び、スムーズに合格することができました。ただ、やはりこの時点でも海外で就職したい、外国人の友だちが欲しいなどといった目標はなかったです。

なので明確な動機が今はなくても大丈夫ですが、英語が話せるようになりたい動機が「なんとなく」でもその気持を大事にしましょう。

やはり単語、文法などの基本は大事

英語で単語や文法などの基本をどこまで最初にやるのかは、意見が分かれるところだと思います。

ただ、私の意見としては、英単語、英文法は出来る限り最初に詰め込んで理解しておいた方が、成長のスピード、伸びしろが大きいと感じています。

現在、私は大学を卒業して5年以上経っていますので、毎日単語帳を見たり、文法の問題集を問いたりすることはありませんが、大学受験勉強の時期にひたすらターゲット英単語帳を丸暗記しようとしたり、英文法の問題集をひたすら問いて英語の基本の型を抑えていたのは、今の英語力の基礎となっていると自信を持って言えます。

大学受験の際に、基本を頭に詰め込んでいたからこそ、大学に入ってから外国人と実際に話したりする機会に応用することができました。また基本が分かっているからこそ、相手が言っていることがわかる→わかるという成功体験からもっと楽しくなる という好循環になります。

なにより英語を勉強する際には、この小さな成功体験を積むことが大切です。

外国人の友達を作ることで英語は格段に楽しくなる

英単語、文法などの基本は大切という話をしましたが、もちろん基本を学ぶことと英語を実際に話して実践で学ぶということは同時並行でやっていって問題ありません。

むしろ、ある程度英単語や文法を理解したと感じたら、どんどん実際に英語を使っていって「自分も英語でコミュニケーションをとれた」という成功体験を得ることが大切です。

成功体験を得るとなぜ良いのかというと、SNSで反応をもらうときを想像してみるといいです。

SNSに自分の写真や日常を投稿したとします。もし誰からも反応がなく、0いいねだったらやる気を失ってもう積極的に発信したいとは思わないはずです。

しかし、投稿してすぐに1人でも反応があったらどうでしょう?「実際に自分の投稿を見て反応してくれる人がいた」という体験から、また反応が欲しいから投稿するというモチベーションになります。

英語勉強もSNSと同じで、

SNSに投稿する=英語を話す

いいねをもらった=英語で(外国人と)コミュニケーションがとれた

というイメージです。

じゃあ、どうやって外国人の友達を作るの?と思う方もいるでしょう。私は外国語系の大学に行っていたので、学校内に外国人留学生がいたり、実際に留学プログラムでアメリカに行ったり、自然と外国人と触れ合う機会がありました。

では、現在そのような環境がない人はどうすればいいでしょうか?

もしあなたが中高生なら外国語系の大学、学科に進む、またできるなら留学することをおすすめします。

もしあなたが社会人の年齢で、普段は仕事と家の往復、外国人の友だちなんてできないという状況であれば、自分から能動的に動かなければ外国人の友だちを作ることはできません。

外国人の友だちを作るおすすめの方法

ここでは外国人の友だちをつくるために有効な方法を紹介します

lang-8(オンライン言語学習サービス)

lang-8はオンライン上で英文の添削をしてもらうことができるSNSサービスです。また、英文を添削してもらうだけでなく、例えば日本語を勉強している外国人の日本語を添削してあげることもできます。

さらに、lang-8はダイレクトメッセージ機能もついているので、添削してあげることでお礼のメッセージを貰ったり、添削をきっかけに仲良くなることも可能です。

ちなみに私が初めて外国人の友だちができたのはこのlang-8でした。私の英語を添削してもらって、相手の日本語を添削したりしているうちに、Skypeで定期的に話すくらいの仲になりました。人によっては実際に会ったりすることもあると思います。

外国人と友達になるのは英語の勉強のためだけでなく、相手の文化を理解したりすることにもなるので、楽しいですよ。

Hub、バーなどに行く

ネットで友達をつくるのはちょっと不安、、という方には実際にバーなどの外国人が集まる場所に足を運ぶことをおすすめします。東京や大阪など都心部にはそのような場所がたくさんあります。

あくまで一例ですが、Hubなどといった出会いの場という側面が大きい場所に行くと、結構外国人の方もいらっしゃいます。私もそこで男女問わず外国人と友達になったことがありますし、お酒を交わすことで普段うまく話せない英語でもノリで話せたり、相手も理解しようと努めてくれるので英語初心者でもおすすめです。

ただ、行くときはできるだけ友達と2人以上で行くことをおすすめします。特に女性の場合は1人でいくとナンパ待ち感が出るので、トラブルに巻き込まれたりしないためにも、友達と一緒に行くようにしましょう。

アプリを使う

手っ取り早く外国人と出会いたい!という場合は、Tinderなどのマッチングアプリも一つの手です。ただ、この方法で出会う場合は相手も出会い目的で利用している可能性が高いので、そこは考慮しておくべきでしょう。

ただ、手軽さや出会いやすさを考えるとおすすめです。

英語マスターのコツは「楽しい」瞬間を徹底的に掘り下げること

ここまで繰り返し英語は「成功体験」が大事と言ってきました。

なぜなら、私自身が今の英語レベルに達するまで、振り返ると小さな成功体験の繰り返しだったなあと実感しているからです。おそらく成功体験がなければ、途中で英語を勉強することをやめていたでしょう。

成功体験について難しく考える必要はまったくありません。例えば英語を勉強していたり、話していたりして、自分が「楽しいな」と思う瞬間があれば、それは成功体験です。

楽しいと感じることがあれば、それはいつなのか?を徹底的に掘り下げることが大事です。

例えば、英語を学習する上で楽しいと思う瞬間は人によって違います。それは自然なことです。英語学習に単語、文法の基本が大事と最初に書きましたが、「楽しい」と思うポイントまで型にハマる必要はないのです。

もしあなたが「英語を話しているとき」に一番楽しいと感じるのであれば、もっと話す機会を増やすためにはどうすればいいか?を考えるべきですし

もし「英単語をひたすら暗記しているとき」が一番楽しいのであれば、英単語暗記にもっと時間を費やすべきです。

もし「海外ドラマを英語で見ながら、字幕で意味を理解しようとする」のが楽しければ、もっと海外ドラマを見る時間を増やせばいいのです。

つまり、英語勉強はこうでないとダメという固定概念は捨てて、自分が「楽しい」と思う瞬間(勉強法)を徹底的に掘り下げて行うことが一番英語力をアップさせるために効率の良い方法なのです。

もし英語を勉強したいと思っていても、固定概念が邪魔して楽しく勉強できてないのであれば、その考えを今すぐ捨てて自分の「楽しい(成功体験)」に焦点を当てた英語学習を始めましょう。

英語はあくまで「言語」なので、勉強方法は1つではありません。人それぞれに合った方法、アプローチがあります。

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